2005年03月10日

引き際の美学

鉄人・岡部幸雄騎手が引退する。
2943勝という数字は、JRA史上トップ(すぐ後を武豊というとてつもない騎手が猛スピードで追いかけてきてはいるが。)

去年1月に、一年以上のオーバーホールを終えて復帰。
そのときもおそらく引退を考えただろう。
でも、彼は復帰を願い、そのために努力をし、見事返り咲いた。

復帰した彼は、以前ほどの勝ち鞍は無く、力の衰えを囁かれていた。

引退には、2つあると思う。
ボロボロになっても引退せず、生涯現役を貫き、観ているものの記憶の中には、晩年の精彩のないその姿を残したままの引退。

そして、輝かしい活躍をした後に、ファンの中にその活躍を鮮明に残したままの引退。

もちろん彼は、後者を選んだ。

私は、岡部騎手史の晩年の歴史しかこの目で見てきていない。
シンボリルドルフも、ビワハヤヒデも、タイキブリザードも、バブルガムフェローも知らない。
タイキシャトルを辛うじて知っているぐらい。

しかし、馬券を買う上でも、レースを見ている上でも、彼の騎乗は安心して観られた。

今後彼は、調教師は目指さないらしい。
これも彼らしいといえば彼らしい。

今後は、人を育てていくらしい。

今後、競馬サークルで競馬人・岡部幸雄に育てられたジョッキーが活躍することを今から楽しみにしている。

岡部さん、お疲れ様でした。
そしてこれからも宜しくお願いします。
posted by kiyo at 11:00| Comment(0) | 競馬 | 更新情報をチェックする
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